今週はUSD/JPYで0勝4敗、EUR/USD3勝5敗であり、トータルで3勝9敗でした。結果として60pipsほどの損失となりました。
印象としては波動はそれなりに読めているのですが、ストップ狩りされて勝ちトレードにつながらない印象で、現在の手法の厳しさを感じる1週間でした。
完全に直観に頼った新しい手法を試したい気持ちがありますが、それだとまた聖杯探しから抜け出せないので、現在の手法に泥臭く向き合ってブラッシュアップした方が良いと考えます。
完璧な手法を求めるのではなく、不完全なものを受け入れる姿勢が必要です。実生活が投資に反映されるのでから完璧主義を排除するように努めます。
USD/JPY
基本上方向への展開を想定して買い目線で臨みました。週が明けてすぐに強めの調整でロングしましたが、局所的には上昇トレンド崩壊後の推進力低下局面に入っており、なかなか動かず、局所的に下方向へ展開することになったため損切りとなりました。その後局所的には振幅が拡大するレンジに移行したと考えて、もみ合ったところで押し目買い。これは思惑通り上昇したのですが、その前に下方向へ振り落としがあり損切りとなりました。もう少し慎重に売り方向への揺さぶりが入ることを確認するべきであったかもしれません。このまま上方向へ展開すると考えてロングしましたが、トレンドラインで抑えられる形で反落して損切り。これは致し方ありません。ここで相当に上値が重いと判断して売り目線に切り替えショートしましたが、金曜日は特に動意なく微損で撤退しました。
結果としては予測通りの上昇波動を形成しなかったために2敗、波動は予測できたもののストップ狩りで1敗したかたちです。
EUR/USD
こちらは先々週に下落波動が止められて上昇、先週は大きく反落したものの、基本は上昇トレンドと考えて買い目線で臨みました。まず下髭を出した後の押し目でロングしましたが損切り。再度つかみなおしましたが損切り。めげずに再度ショートしたものの損切り。結果としては局所的には下落波動崩壊後の推進力低下局面に入っており、先週末の買いの後が続かなかった様子であり、ショートに固執するべきではなかったようです。ナンピンで3連敗してしまったのは、サポートを背にしたエントリーをしていないことも関係しています。ここで局所的な推進力拡大局面と判断。底堅いと判断してロングして大きく利益確定。もう一度押し目でロングして再度大きく利益確定。上髭を出して大きく反落したところでロングしましたが、じりじりと下げ損切り。やはり高値圏での上髭には注意しないといけません。大衆が投げたであろう水準に達したため再度ロング。さらにロングを追加しましたが金曜日は大きな動意なく週を終えました。
今週の改善点
トレードの種類には3種類あります。メカニカルトレード、裁量トレード、直観トレードです。現在裁量トレードを採用していますが、最近言語化できない思考すら反映しうる直観トレードの必要性を徐々に感じるようになりました。しかし一方で勝てるようになるまで、今の裁量トレードと向き合うことが大切と考えています。直観トレードの問題点は、後日トレードを反省して成長につなげることが難しいことです。
そこで、現在の波動の予測に基づいたトレードに、直観を反映させていくことにします。具体的には、波動の予測が直観的に合っているか、エントリーのタイミングが直感的に合っているかに直観を働かせていきます。エントリーしたいからという理由で直観を捻じ曲げてしまうリスクがあり、これは直観を取り入れるうえで必ず克服しないといけない課題と考えます。また直観をうまく働かせるために今まで以上に、心身の状態を整えないといけません。
まずはバックテストで有効性を確信してから、明日からのリアルトレードに反映させていきたいと思います。
*追記 やはり直観のみのトレードではバックテストでもうまくいきませんでした
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