今週の振り返り

相場観察

週の後半に株式相場および仮想通貨が大きく崩れました。

今週の成績としては、USD/JPYが3勝3敗が、EUR/USDが3勝6敗、通算で6勝9敗、平均PL比は1.3であり、通算で若干の資産減少となりました。

USD/JPY

前週の後半は推進力が完全に消失したところから、上に大きく動き、そこから下への展開を想定していましたが、FOMC発表で大きく上振れした後急落しました。底固めが十分になされるまでは売り目線で考えており、週が明けて間もなく戻りでショートし、ぎりぎり利益確定しました。さらに強めの戻りでショートしましたが、下落する前に上髭に引っかかって損切りとなりました。下落後また戻りがあったのでショートしましたが、振り返ってみれば、右肩上がりの2点底を形成していたので、買い目線に切り替えても良かったかもしれません。底固めが不十分だからと言って上昇に転じないかというとケースバイケースであり、相場を柔軟に見ることの重要性を感じます。そこから買い目線に切り替えロングして利益確定。その後は、振り返るとなぜだかわかりませんが、売り目線に切り替えてショートし、損切り。高値更新でロングが集まる局面でありショートし利益確定。再度ショートしなおしましたが、横ばいで推移し、雇用統計発表前に決済。雇用統計発表後に急騰があったため、いつもの行ってこいの流れを想定してショートし利益確定しました。

先週のFOMCの値動きのせいで大分目線をぶらされましたが、突発的なニュースで生じる需給により、波動から想定される値動きからの外れ値が観測される可能性は大いにあり、細かい動きに固執しないことが重要です。

EUR/USD

今週は上方向への展開を疑って始まりましたが、ロングしても下髭に引っかかって損切りになることが続き、有利な位置でエントリーすること、損切り幅を適切にコントロールして壁を背にしてエントリーすることの重要性を感じました。3度目でようやく大きく利益確定できました。強めの押し目でロングしましたが逆行して損切り、再度つかみなおしましたが損切りとなりました。買いが集まりそうな局面でショートして利益確定。天井の形成が不十分であり、再度高値を試すと考えて、サポートライン上でロングしましたがさらに安値を試す展開で損切り。ここで下方向への展開に移行したと判断してショートしましたが損切り。このあたりはかなり目線がぶれてしまいました。買い目線継続でロングし、雇用統計発表前に一旦決済。案の定急落があり、下髭でロングし、利益確定。この判断は良かったです。

波動に着目した場合、局所で見るか、大局で見るかで判断が変わってしまうことが多くあり、目線をぶらされてしまうことです。このときは、両者の方向が一致した方向にしかエントリーしないことに徹底するようにします。なぜなら、仮に局所を根拠にしてエントリーして逆行した場合、大局を見ておけばよかったと、ポジションに自信を持てなくなってしまいますし、損切りになった時に後悔が出やすくなってしまうからです。大局を見てエントリーして逆行した場合も同様です。

もう一つの問題点としては、波動に沿わないトレードをして利益になった場合、そのトレードを正当化するために、波動の認識をゆがめてしまうことがあります。なのでシンプルに波動の認識に従い、直観は危ないトレードを回避することのみに使用するのがいいと思います。

一度直観のみに頼ったトレードをトライしてみたいという気持ちがありますが、まだトータルプラスになっていない状況で新しいトレードに移行してしまうのは手法ジプシーに他ならず、現在の手法でトータルプラスまで持っていくことにこだわる必要があると強く考えます。

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