前週の振り返り + バックテストでの重要な気づき

相場観察

今週はUSD/JPYが8回、EUR/USDが9回、計16回の取引がありました。USD/JPYは5勝3敗、EUR/USDは3勝5敗で、PL比はほとんどが1:1、一つの勝ちトレードのみ2:1でした。

USD/JPY

今週は上昇トレンド崩壊後の推進力縮小局面のはずでしたがヘッドアンドショルダーを形成して思ったより下方向に伸びてきました。上昇に転じるまでは売りスタンスで臨み、時間的調整でつづけて2回ショートエントリーし利益確定しました。その後下げすぎ感があったため、105.50の節目で下髭を付けたところでロングしましたが、すぐに損切りになりました。

その後サポートを下抜けたため戻りでショートしましたが、大きく上昇し損切りとなりました。下げすぎにもう少し配慮しても良かったかもしれません。推進力の低下が予想され、大陽線を付けたため買い目線に変更、押し目でロングし、急騰が取れ大きく利益確定できました。またここまで下げすぎていたので押し目買いし小さく利益確定。

一旦大陽線でエネルギーを放出し、しっかりとした押し目を待ってロングしましたが、そこで下落に転換してしまい損切りとなりました。これは致し方ないです。推進力がかなり弱まったので、下げた後の初陽線でロングし小さく利益確定して週を終えました。

今後はチョッピ―な値動きを想定しますので、外れ値があれば逆張りをしていきます。

EUR/USD

推進力が徐々に拡大する局面を想定して、2点天井の戻りでショートしましたが、さらに高値を試す展開で損切り、一旦ブレイクアウトした後押し目があったので拾って小さく利益確定しました。

陽線が続いた後の初押しでロングしましたがもみ合った後急落して損切り。これは新値更新によるエネルギー放出を考慮して追いかけるべきではありませんでした。上げすぎていたので、小さな戻りでショートして利益確定。時間的調整でショートしましたがギリギリ利益確定に届かず反発して損切り。ダマシになっていたのでドテンロングしましたが、これは底の形成が甘く、また推進力拡大局面であったことからロングすべきではありませんでした。これは明らかに就寝前のバックテストで疲労困憊であったことが、判断を鈍らせたと考えており、常に精神状態をベストに保つことの重要性を感じました。トレードをする前に、マークダグラスの本に記載されるように自信をもって利益を受け取れる精神状態かどうか確認する方法を取り入れてみたいと思います。最後に急落後の戻りでショートし小さく利益確定して週を終えました。

全体としては一部至らないトレードもありますが、ミストレードの散見された前の週と比較すると明らかに良いトレードができており、トータルも微益で終えられています。バックテストで練習しながら、現在の手法を継続し、至らない点を改めていきたいと考えています。

バックテストでの気づき

買い目線、売り目線と決めたら、少しでも割安割高なら単純に買い続ける、売り続けること。逆行して損切りになっても目線が切り替わるまでは気にせず再エントリーを繰り返す。

投資の真理は恐怖の克服にある。値動きを見極めたいという気持ちが、勝てないエントリータイミングを引き起こしている。ストップ狩りにあうことや、値動きが定まらないときにエントリーして負けても一切気にしない。ダマシかそうでないかを見極めるのは困難であり、恐怖を克服し、ひたすら単純に売買できることが、大衆と一線を画する優位性となる。

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