今週の振り返りと手法の調整

相場観察

USD/JPY

下記のように今週はひどかったです笑。ちなみにEUR/USDでも負けています。累計2勝12敗でした。勝率6割の戦略と比較すると、カイ二乗検定で有意に負けており、戦略の見直しが必要と考えます。

まず4時間で上昇波動に入ったので押し目でロングし利益確定。さらに局所で上昇トレンドが出たためロングしましたが、まだ推進力が不十分で、4時間足で+2σを越えており反落して損切り。そこから下落に転じると考え2つショートポジションを取り、一つ損切りになった後入りなおしましたが、強い上昇に転じ損切りとなりました。

4時間足で上昇トレンドになったので買い目線に切り替え、押し目でロングして利益確定。日足レベルのトレンドラインがレジスタンスとなっていたので、2つショートポジションを取りましたが、逆行して損切り。15分足の取引に日足レベルのトレンドラインは用いるべきではありませんでした。

さらにロングを2つ取りましたが損切り、また局所で上昇トレンドが出ており、107円目前まで再度上げたところでロングしましたが急落して損切り、反発で入りなおしましたが4時間足の上昇トレンドが崩壊し損切りとなりました。そこからショートし含み益がでましたが、少し戻って今週が終わりました。

EUR/USD

下落波動から上昇波動に転じたと考え2回ロングしましたが、いずれも損切り。安値を切り下げているときは2点底とは考えない方が良いでしょう。

考察

さて上記14のトレードの内、3つは初動で入れていない、また4つは4時間足での方向を見誤っているという問題があります。4時間の方向を見誤った原因の2つは日足レベルのトレンドラインを意識したこと、他2つも日足レベルの方向性を過信したことが原因です。

不適切なトレードが急増したのには、今週からマルチタスク予防、精神疲労軽減のためにチャートチェックの頻度を大きく減らしたことが関係していることは間違いありません。たまにしかチャートを見ないので、見たときの値動きの刺激が強く、価格が動いていると置いていかれてしまうという焦りがでます。また負けていると、チャートを見たときにエントリーして取り返さないとという気持ちがでます。これらは相場を確率で見ることができていない証拠でもあり、改善していかないといけません。

4時間足の波動を言い訳に、15分ではベストタイミングではないところでエントリーしてしまっています。本来は4時間は方向性の確認のみ、15分足は初動で入ることを考えるべきでした。15分足に波動の考え方を持ち出し、トレンドに乗ろうとしてしまっていましたが、やはり15分足では初動で入ることを徹底するべきです。

1日に数回のチェックでは初動で入るのは難しいでしょう。かといって頻度を増やせば本業とのマルチタスク状態およびチャートチェックによる精神疲労は免れません。

スイングトレードに変更するのは一つの手ですが、その場合3か月で資金を倍にするためには一回当たり8%のリスクを取っていかないといけないこと、また週に1回程度の取引では成長のチャンスが著しく制限する問題があります。

なので、4時間で細かな波動に乗っていくことを考えたいと思います。推進力がトレンドで最大になり、静寂で最小になること、エネルギーはそれより少し早い位相で、トレンド発生直前に最大となり、静寂の前に最小になることを念頭に置きます。

大きな時間足で環境認識することが基本とされていますが、最近は大きな時間足のサポレジも機能しにくく、直近のUSD/JPYの環境が下落なのにも関わらず4時間足は無関係に上昇していることを考えると、この常識は疑ってみないといけません。それよりも自分にあった、確信できる、シンプルなトレードスタイルを確立すること。日足、週足を言い訳にした無駄エントリーを防ぐため、あえて4時間足のみでトレードしていきたいと思います。そのかわりチャートはローソクの幅を小さくして長期間を把握できるようにします。

自分の理念は臨床研究および投資の真理を見出すこと。なのでよりシンプルで、かつ条件を絞らずに、その本質に基づくトレード手法を確立させたいです。移動平均もボリンジャーバンドも一旦なしで考えてみます。

エントリーチャンスが減少すると考えられるので、今までEUR/USDはトレンドフォローのみにしぼっていましたが、これからはEUR/USDもしっかり取引対象に入れていきます。

少しバックテストで妥当性の確認、微調整をして来週から使っていきたいと考えます。

※追記:一本一本の足で深く考えること。買い目線なら、押し目があれば買い。売り目線なら戻りがあれば売り。推進力がなければ、相場の偏りを見つける。常に相場の偏りを見つける作業。ポジション保持時間が長くならないよう、指値逆指値は遠くならないように。直進の中でも売買を繰り返す。相場の偏りでエントリーする。推進力拡大には早めに気づいていく。一点底でも戻りに2点天井が出ることはある。波動にはどんな形も出うる。固執しない。直進する力は急には止まらない。

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