週の前半に良いトレードがありましたが、後半は上昇トレンドのEUR/USDに売り向かってしまいせっかく稼いだ利益を吐き出してしまいました。熱くなってしまったというよりは、相場の見方を疑うことができなかったこと、また週足レベルでのレンジブレイクアウトを甘く見ていたことが反省点だと思います。
USD/JPY
先週は前の週の急騰の後、じわじわと下げて全戻しする展開となりました。週が明けて、サポートラインにタッチしたところでダブルボトムを形成したため、上昇トレンドへの移行を疑い、ロングしました。一度安値を下回って損切りとなりましたが、これはダマシであり、戻してきたため再度ロングし、大きく利益確定することができました。その後一旦は急落しましたが買い目線は崩さずに再度ロング、大きく利益確定することができました。その後調整波が来るのを待ち、押し目が過ぎたのを確認してから再度ロングしましたが、一時含み益となったもののその後反落して損切りとなりました。レトロに振り返ると、底固め不十分で、一度全戻しした形です。レンジの下限に到達し、一瞬ブレイクしたように見せかけて反発したため、買い目線でロングしました。これは含み益となったものの、雇用統計の発表前となり、ルール通り決済しました。今週はしっかりと調整をこなすのを確認してからエントリーすることを心掛けることができたのが良かったと思います。
EUR/USD
こちらは長い期間の上げすぎを根拠に、下方展開への移行を疑ってショートから入りました。これは一度1.20にタッチして損切りとなりましたが、上髭を付けたためダマシを疑い、再度ショートして利益確定することができました。その後は売りスタンスで臨み、戻りを確認してショートしましたが、損切りとなりました。その後再度高値を更新して、レンジブレイクアウトしましたが、あまりに一方的に上げる展開であり、ダマシと判断してショートしましたが、再度損切り。このトレードが振り返るとよくなかった。レンジをブレイクアウトしたのであれば、再度天井固めをするのを待つべきでした。1.21の手前で急騰があったため、再度ショート、一時は含み益になったものの再度損切り。ここまで来たら下落の機会を逃せないという心境になり、再度ショートしてしまい損切りとなってしまいました。つねに冷静に相場を見つめ、相場の見方をアップデートしていかないと、利益を一気に吐き出してしまうことを学びました。ここまで来たら、というように過去に引っ張られるのではなく、常に今できるベストにフォーカスして生きていきたいです。1.22手前の上髭でショートしたポジションは、雇用統計の前に微損で決済して、週を終えました。
反省点としては、トレンドにはやはり逆らわないこと、レジスタンスをブレイクアウトしたら、もちろんダマシの可能性はありますが、その可能性の方が低くショートは期待値が低いこと、少なくともノーポジションで様子を見るべきです。どの水準で売っただの、どんな負け方をしたか、等は相場にとっては関係のないことですし、常に過去ではなく今に最善を尽くすことが重要です。
お疲れさまでした。
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