今週はUSD/JPYで下方展開が続きましたが、目線を見誤って反対ポジションを繰り返し取ってしまいました。しかし、押し目および、戻り目でエントリーできたため、微益で週を終えることができたことは評価できると思います。
USD/JPY
先週は大統領選挙後の影響で急騰し、その後ダブルトップを形成して、下方展開に入っていました。戻りがなくショートはせずに様子を見ていたところ、週初めに大きな陽線を出しました。ちょうど先週の上げの半値戻しの位置であり、同水準でしばらく底値を固めて、上昇トレンドに移行する可能性が高いと考え、もう一段強く押したためにロングを入れましたが、週足レベルでの下落トレンドの力が強力であり、じわじわと下げて損切りとなりました。相場の見方がずれていると考え、しばらくノーポジションで様子を見ていたところ、再度強い下落があり、今度こそ底だと考えて逆張りのロングを入れ、一時含み益になったものの、再度下を試して下髭に引っかかり損切りとなりました。このあたりは簡単にはトレンドが展開しないことを肝に銘じて、エントリーを遅らせるべきです（3回目の転換トライでようやく転換することが多いと思います）。直近安値の出来高が急増している水準に達しており、取り残されていたショートポジションが建値で買い戻すことを想定し、再エントリーしました。少し怖い局面でしたが、稼ぐことを意識しないようにし、これが幸いしたのか大きく反発して利益確定することができました。その後は、トレンド転換を疑い、初押しでロングを追加しましたが、売りが強く全戻しの展開となり損切りとなりました。ここからは下落トレンドが崩壊したと見立て、逆張りの戦略とし、大きく下落したところでロングしましたが、残念ながら動意なく、建値付近で決済して週を終えました。
EUR/USD
こちらは下落トレンド崩壊後で、推進力が減少する局面を想定しました。先週は反発して上げていましたが、週初めに大陰線を出し、スラストダウンしたことから売り目線としました。ルール通り戻り目を待っていたところ大きく反発したためショートし、利益確定することができました。しっかり戻り目を待てたのが良かったと思います。相場を予測することは困難なので、少しでも期待値が高い勝負を繰り返すことが、最終的に利益を残すことにつながると思います。その後不十分な底固めから大きく反発したため、ショートしましたが、結果としてはどんどん推進力が無くなる展開であり、反発して損切りとなりました。その後はチョッピ―な展開を想定し、急騰後短い上髭を付けて少し反落したことからショート。一時は逆行しましたが、最終的には微益で決済して週を終えました。
とにかく稼ごうとせずに、期待値が高いトレードを繰り返すことを通じて、自分のメンタルを成長させていくことを淡々と焦らずにやっていこうと思います。
今週もお疲れさまでした。
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