最終目標 + デイトレード vs. スイングトレード + 重要な生活改善

相場観察

目標金額

住みたい場所、快適な家に住み、食べたいものを食べたい時に食べる。体力を温存するために最も快適な手段で移動し、家庭における雑務を代行してもらい時間を捻出し、知的生産活動に充てる。生産活動に必要な機材に最大限投資をする。妻の希望でもある慈善団体への寄付を行う。旅行したいところを旅行する。家族にも食事や旅行をプレゼントする。

これを達成するために一体いくらあればよいだろうか。

国内と海外に快適な家を一つずつ所有するとして4億円。20年で支払うとすると年間2000万円。

家族で10万円の料理を週に1回食べたとして、年に500万円。

移動にタクシーまたは高級車、グリーン車、ファーストクラスを使ったとする。タクシーなら1日1万円、年間で約300万円。2000万円の高級車を5年乗るとして年間400万円、駐車場含め450万円。グリーン車はたかが知れている。ファーストクラスの値段がエコノミーの5倍として、年間に家族で100万円分くらい移動するのならファーストクラスだと500万円。合計で800万円。

旅行は海外に、1日10万円の贅沢な予算で5日間、2回行くのであれば、飛行機代除いて100万円。

仕事の機材、資金援助に年間1000万円。

雑務の代行は月に40万円とすると年間に500万円。

家族へのプレゼントは年に100万円。

寄付は2年に1回1000万円するのであれば年に500万円。

合計するとちょうど年間5000万円となる。給与を当てにせずにこれを国内外株式、債券、不動産から得るとし、平均利回りが3%とすると、必要な資金は16.6億円となる。ざっと20億円を目標とする。

ちなみに平均利回り3%のインカムゲインで資産を倍にするには何年かかるだろうか。答えはなんと23.5年もかかる。100万円を20億円にすることを考えた場合、11回倍になることを経験しないといけないので、250年もかかる計算になってしまい、事実上不可能である。

これをいつまでに得たいか。可能な限り早ければ早い方が良いに決まっているが、遅くとも5年後までには得たい。インカムゲインで倍にするには23.5年かかることを考慮すると、やはり投機で増やすしかない。

国内FXの1回あたりの取引上限は1000万通貨(現在使用している業者は200万通貨)である。つまりデイトレードで、損失幅を20pipsにし、許容リスク2%で自由に運用するためには、資金1億円が上限となる。ポジションを分割していけば20億円でも運用できるかもしれないが、それが難しければ株式に移行しないといけない。

残りの留学期間である18か月の間に、100万円を20億円にするためには1.6か月ごとに資産を倍にしていかなければならない。これは可能か。100万円の資金ならおよそ7週間で100万円稼ぐ必要がある。すなわち週に14万かせぐ計算である。週に10回取引するとし、PL比が1:1、勝率が7割であれば、1回のリスクは3.5%取らないといけなくなり、2%に収められない。逆に言えば4%のリスクを取っていけば可能である。

仮に2%のリスクで同じ運用をしていくと、週の利益は8万円、倍になるには3か月かかる。18か月だと倍加を6回経験するので、6400万円にとどまる。20億円に到達するのは33か月後、つまり3年後である。金額が大きくなればリスクを許容できなくなり、増加は鈍化するかもしれない。

帰国後はデイトレードが自由にできなくなるので、帰国後もやるのであればどこかのタイミングでスイングトレードに切り替える必要がある。今スイングトレードに切り替えるメリットとデメリットを列挙する。

メリットとしてはチャートを絶えず見ることでマルチタスク状態になり、本業がおろそかになることを回避できる。技術に関してはスイングトレードでもそのまま使用できるが、メンタルに関しては違った障壁があり、それを資金の小さいうちから習得することができる。

デメリットとしては、リスク比をどうしても上げないといけなくなること。例えば週に1回トレードするとすると、3か月で倍にするためには1回あたり8万円利益をあげないといけないことになり、資金の8%をリスクにさらすことになる。10連敗すると資金が20%まで減少してしまうが、それが11回倍加するまでに起こる確率はおよそ11%である。それなら許容範囲である。しかし資産の増加曲線は大きく上下動し、メンタルへの影響は大きい。なお留学中に目標達成するためには、14%ずつ賭していかないといけないが、これだと6連敗で20%を下回る。それが通算で起きる可能性はおよそ17%のものぼる。

もう一つの重大なデメリットは経験が減り、学習機会が15分足と比較するとおよそ16分の1に減少すること。安定して勝てるようになるまでにはまだまだ成長が必要であり、そのために学習機会は必須である。

上記を総合すると、留学中の20億円達成を目指すとしても、本業への悪影響をなくすようなるべく早くスイングトレードに切り替えたいが、その前にデイトレードで十分に修練を積み資産曲線を安定した右肩上がりにする必要がある。

デイトレードにおいてマルチタスクを回避する術を模索しないといけないし、本業の中でもかなりタスクが増えているので、やらないことを決めてマルチタスクを減少させなければいけない。

まずはトレード用のPCを、仕事用のPCと分断すること。これによりすくなくとも15分間はマルチタスクから解放される。さらに環境認識の結果から、この時間を可能な限り、伸ばすこと。例えばトレード機会がなさそうであれば2時間チャートから解放される等。値動きを観察することによるドーパミン放出による精神疲労、無気力を回避することも期待できる。夜はスマホで見てしまうので、チャートアプリ、株価アプリは消去。

本業においては現在、朝から軽いエクササイズ、英語、ウォーキング、AI研究をやり、午前中の研究、昼食後はYoutubeで投資の学習、最新のNewsを読み、エクササイズ、ウォーキング、AI研究をやってから、最新の英語論文を1つ読み、午後の研究をし、投資ブログを書き、メールをチェック、翌日の予定を立て、1日を終えている。これらが研究をするときに頭をもたげるかというと、AIにおいてFX投資の強化学習をしているときは気になって仕方がなかったが、それ以外であればマルチタスクになっている感じもしない。やることを絞ることが成功の秘訣であることは理解している、いずれも重要な要素であり、しばらくはキープし、また期間があいたら再考する。

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