手法研究①では、トレンドが散見される相場ではトレンド転換に乗っかる手法、それ以外ではシンプルな逆張りが最善であると結論付けました。現在は後者に該当する相場であり、シンプルな逆張り戦略を具体化していきます。
環境認識
4時足レベルの水平ライン、トレンドライン、移動平均線を認識します。
エントリー
短期足での中くらいの波動を確認し、ダブルトップ/ボトム、(逆)ヘッドアンドショルダー、ラインブレイク、トライアングルなど反転の根拠があり、また小さな波動でエリオット3波まで出きったことを確認してから、売買を裏付けるローソク足パターン(スラスト、スパイク、アウトサイド、ランウェイ、ピンバー)でエントリーします。
Profit, Loss
ストップ狩りが散見されるチョッピ―な相場なので、逆張りの発想で損切りは遠く、利益確定は近くします。基本損切りを20pipsとし、PL比は1:1とします。大衆のストップにヒットするなどでエネルギーが放出されたら利食い?
バックテストによる改善点
4月初めから、31回エントリーして20勝11敗で勝率65%でした。モデルから想定された勝率とほぼ同じです。やはりもみ合いの個所で利益を積み重ね、値動きが伸びる場面で損失となりました。4月の前半は勝率50%程度で推移し、その後ボラティリティが低下して勝率が上昇しています。
下落からの戻しで買っていることも多く、ボラティリティとエリオット波動によく注意して、落ち切ったナイフを拾うのが良さそうです。
利益確定については、スパイクにタッチして利益確定されている場面も多く、現在の20pipsは妥当と考えられます。一度利益が乗ったら反転して損切りになることは少なく、下手に途中で利益確定せずに指値到達まで持った方が良さそうです。
EUR/USDについてはバックテスト未施行なので後日施行予定。
フォワードテスト期間
1か月または、トレンドが散見されるようになるまで。
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