今週はUSD/JPYで3勝6敗、EUR/USDで4勝8敗であり、トータルで7勝12敗(勝率33%)でした。平均PL比は1.2であり、微損で終了しています。
USD/JPY
今週は基本的にエネルギー蓄積局面で、推進力は低下から増加に転じました。その見立て自体は良かったのですが、結果として不利な位置でのエントリーがいくらかあり、トータルで負けが多くなってしまいました。FOMCの発表は、自分の取っていたポジションに不利に影響しました。
①推進力がほぼ消失しており、割安なところでロングし利益確定。②今度は割高と判断してショートしましたが、推進力が拡大し始め損切り。これは仕方ありません。③一気に上げましたが推進力不足と判断し、ショート。思ったよりすぐには下がりませんでしたが、結果的に下げて大きく利益確定。④大きな陰線を見て下方向への展開と考えて売り目線に変更。ショートを追加しましたが、一旦戻りがあり損切り。その後思惑通り下落しました。売り目線ではシンプルに売りを繰り返していくのは良いのですが、やはり有利な位置で入ることを徹底した方が良さそうです。⑤横ばいになったためショート。惜しくもギリギリ利益確定に到達せず反転して損切り。⑥売り目線はぶらさずに継続、結果として下髭で大きく利益確定できました。⑦すぐに上方向へ展開するとは考えづらく、前回高値付近でショートしましたが、予想外に高値を越えてきました。FOMCの影響があったと思いますが、どちらに動くかは予想不能だったため仕方ありません。⑧下方向への展開を始めたため売り目線とし、ここまで値動きが上昇に傾きすぎていたため突っ込み気味にショートしましたが、週末ポジション調整のため戻りがあり損切りとなりました。再度ショートしなおしましたが微損で週を終えています。
値動きの方向性はつかめているので、エントリーのタイミングをバックテストを使って、直観レベルまで高めていくのが良さそうです。ただし直観を使うのであれば、エントリーする際も直観を捻じ曲げないことが絶対条件となります。
EUR/USD
こちらは下方向への展開を疑って入り、利益が出ましたが、そこから右肩上がりの2点底を形成してスラストアップしたので買い目線に切り替えました。実際はもう一度安値を試す展開であり利益を吐き出してしまいました。その後は買い目線が正しかったのですが、不利な位置で入って損切りになってしまうことが多かった印象を受けます。
①押し目から横ばいになって下落エネルギーが溜まったと判断してショートしましたが、大きな戻りがあり損切り。仕方ありません。②今度はショートエントリー後下落があり利益確定。③まだ下落エネルギーがあると考えショートして利益確定。④再度ショートしましたが逆行して損切り。⑤スラストアップで右肩上がりの2点底を形成したのでロングしましたが不利な位置でのエントリーであり損切り。⑥再度エントリーしましたが、再度下値を試して損切り。⑦値動きが下に偏っていたため大陽線でロングしましたがしばらくして急落があり損切り。結果としては買い目線に切り替えたのが早すぎたようです。目線を切り替えた際のサポートが時間幅、底値の高さ的に不十分でした。⑧めげずにロングして上髭で大きく利益確定。仮に間違っていても、目線を貫くことは非常に重要です。⑨利益確定後急落。下髭を付けて戻ったところでロングしましたが、損切り。急落と急反発でエネルギーが枯渇していたようです。⑩再度エントリーして大きく利益確定。⑪ここまで値動きが下に偏っていたので、上昇余地があると考え追いかけロング。これは週末のためかうまくいかず損切り。⑫再度ロングしましたが週の終わりでクローズしました。
もう一つの気づきとしては推進力増大局面では、局所的に見るとトレンドが出るので、その崩壊と秩序の再構築の過程が出現するということです。この時大局と、局所のどちらの波動を優先させるかが問題になります。あまり手法を複雑にしたくないですし、相場観に正解はないので、直観的に目立つ波動の方を優先して解釈するので良いと考えます。
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